術後は車椅子で部屋に戻り、1時間は絶対安静。ベッドに横になるのみ。心的にも緊張して疲れてしまったので、目をつむりウトウトと過ごしました。
ーーーーー1時間後、看護師さんが起こしてくださり、歩行確認をします。問題もないので点滴を抜き、晴れて自由の身に!術後すぐは本当に消耗がすごくて、かなり悲しい気持ちでしたが、お昼寝をしてからは元気!(寝たら大概のことは忘れるタイプ)大義を終えたあとは休息を取るのみで、気が楽になりました。 現在の時刻15時半、夕食まで時間があるので、おやつ調達がてら院内をお散歩をすることに。
術痕が痛むのではないかと、恐る恐る、腹圧をかけないよう、そろりそろり歩きます。
大きな病院には、何から何まで揃っているので安心ですね。庭園をゆっくりと1周し、外の空気を吸いリフレッシュ。院内に図書室があるようで、せっかくなので2冊借りてみました。コンビニでカフェラテとチョコを買い、ご機嫌で部屋に戻ります。
借りてきた本はこちら(藤河るりさんの 『元気になるシカ!』)
わたしは高度異形成でガンではないですし、手術で一部は取ったけど、今後の可能性としては……今は安心しきれないところもあります。漫画の形で、事前知識としても読み進めやすく、術後のメンタル的にも助かりました。とてもよいタイミングで出会えた本でした。
病室が4人相部屋なのですが、向かいのベッドの方が抗がん剤の投薬中らしく。カーテン越しにとてもタイムリーに感じました。
さて、お待ちかねのお夕飯タイムです。
(当方、病院食100回以上食べているけれどもマジで一度も不満を持ったことがない)(美味ごちそうさまでした)
歯磨きして、顔を洗い、身支度をして、漫画を読んで平和に就寝しました。
翌日、特に痛むこともなくスッキリと起きれました。
お朝食タイムです。
(前言撤回、マーガリンと砂糖付果物だけは食しかねます)(乳糖不耐症疑惑なのでOJに変更)
コーヒーがないと朝が始められない派なので、これにプラスしました。
朝の診察があり、出血もなく問題なさそうなので退院許可がでました。よかった!
いそいそと荷物をまとめ、忘れ物チェックをしてもらい、晴れて退院ですね。
向かいの方も同じく退院だそうで少しだけお喋りしました。今回は何回目かの投薬らしく慣れてきて前よりは楽だったとのこと。心よりお疲れさまでした、お大事に、と挨拶を交わして、部屋を後にしました。
借りていた本を返却して、待ち遠しい自宅へ向かいます。会計は事前にクレジットと紐付けるシステムを選んでいたので時短になり良かったです。10時前には病院をできることができました。
この日は、終日年休を取っていましたが、調子も良さそうだったので取りやめて、午後から在宅作業に切り替え。またいつもと同じような日常に戻れることが嬉しかったですね。
こうした1泊2日で、わたしの円錐切除が終わりました。手術も入院も滞りなく無事に過ごせましたが、身体を切ることが本当に辛い体験だったことは間違いがなく。もしまだ身体に異形があったとしても、切らない選択をしたいと心から思います。
さて、現在はこの手術から2ヶ月が経ち、身体の調子のこと、月経のことを書きたいと思いますので、拙い文章ですが。どうぞよろしくお願いいたします。