コルポスコピー検査を受ける

*【追記】2024/4 再検査後、身体に異形成は残っていないことが分かり、完治となりました!

こんにちは!  本日も『子宮頸部高度異形成(CIN3)』について。自分が経験したこと、そのときの気持ちをまとめていきます。

病気判明から、現在までの流れはこんな感じ↓

  • 健康診断に引っかかる 2023/10
  • 婦人科にて再検査:異形成が発覚 2023/12
  • 総合病院でコルポスコピー検査:高度異形成が判明 2024/1
  • 円錐切除術(LEEP)を受ける:切除部に異形成がみつかる 2024/2
  • 再検査予定 ←イマココ 2024/4 ★

総合病院の綺麗で無駄のないシステムにいちいち感動する

さて、紹介状を握り締め、大きな病院に来ました!(謎にワクワクしちゃってます)

当方、過去にデケェ総合病院でアルバイト(シーツ替えたり、リース品の回収作業など)したり、引くほど古すぎる病院で、長期入院(骨盤骨折)したりとかで、古いものから新めなものまで触れているつもりですが、負けず劣らずこちらも大きな病院、[受付→待合→診察→予約→会計] までの流れに無駄がない。各フェーズになんのストレスも感じない。さすがや!(誰) 興奮を覚えながら、初診を受けます。

前回、近隣婦人科でやや不快な思いをしたので、一抹の不安があったのですが…… 担当医はめちゃくちゃ安心感のある方で、物腰柔らかく、理解が追いつかないところは、きちんと説明をしてくださり、私の気持ちと意思が付いてきているか、丁寧に確認を取ってくれる方で本当に良かったです。

いざ、コルポスコピー検査を受ける

初診ですが、当日にコルポスコピーの検査をしました。

先生は『 妊娠の可能性がない生理後の方がいいんじゃない? 』と心配してくださいましたが、

私は「あっ限りなく、無いので今日やっちゃってください」という流れで、いざ検査。

何度も有給を取って、来院するのも正直手間でしたし、自分の身体で起きている状態が分からない期間が続くことの方が、なによりも嫌だったのです。事前にコルポスコピー検査の内容は調べていたので、心の準備は万全という感じでした。

いざ検診台へ着座。このウィ〜〜ンの瞬間って、どうも慣れないですよね……  コルポスコピー検査は、組織の一部を切り取るけど痛みはあまりなく麻酔も必要がない、という記述が多かったですが、やっぱり不安。

というか膣内に物が入って、カチャカチャが不快…… わたしの場合、ひたすらに深呼吸をして気を逸らす作戦で、採取の痛みはチクチクしてるかなぁという程度でした。先生に『痛みはない?ゆっくり呼吸してね、もう一箇所取るよ〜』などと声を掛けてもらいつつ、無事に採取完了。タンポンを入れてもらい数時間後に抜いてね、当日はシャワーOK、湯船は控えてね、とのこと。

次回の検査結果を伺う日取りを決め、帰路ります。

採取後の方が痛い。。。

想像よりも痛くなかった! 良かった〜^^と余裕をかましつつチャリに乗り、スーパーへ寄って帰ります。

帰宅後、昼食を終え、ちゃかちゃかと動き回っていると、なんだかおなかが痛い……ファ!?!?!

下腹部にジワリジワリという嫌な感じの痛み。出血はしていないだろうけど、動きすぎると痛みがひどくなるかもと察し、そろそろと横になり過ごすことにしました。

日頃生理痛は軽めな方で痛みより腰が重いな〜程度のものだったので、傷をつけたところが痛むのとは、またいつもと理由が違うこともあり。『 もし手術するともっと痛いのかなぁ嫌だなぁ 』と連想してしまったり、緊張からかマイナスな気持ちになり、メソメソしながら昼寝。

起きたら痛みは落ち着いていましたが、この日は大事を取って、終日年休にしていて良かったです。

検査結果、子宮頸部高度異形成であることが判明

この検査から、異形成が [高度] であることが分かりました。

これは子宮頸がんになる一歩手前の状態であり、病院では、治療=切る ことを勧められました。円錐で一部にするか、全摘にするかの選択です。

結果を聞いた時、はやりショックで、頭がぼーっとしました。ひとまず心配していたパートナーに連絡をして涙ながらに状況と今後を説明。切ることの不安と怖さ、ガン化する前に発見できたことの安心、色々な気持ちが改めて実感として押し寄せたような感じでした。

切るか、切らないか。決断まで葛藤の2週間

私の場合、今後どの選択をするかを先生へお伝えするまで、2週間ほど日がありました。

当初は、[全摘] をする方向で考えていました。将来もう子供はつくる予定はないし、可能性がある子宮を残していることの方が不安で、その不安もろとも取ってしまいたい。という考えでした。

アーユルヴェーダの師匠からは、絶対に切らないといけないのか考えて。少々なりとも切ることは消耗をする。異形が数ヶ月で進行する可能性は低い。がん細胞は毎日身体で作られている。必要以上に怖がることはない。3ヶ月だけでもいいから自然療養に挑戦してみるのはどうか。といわれました。

パートナーは、[切る] ことは受け入れていて、[自然療養] には反対的な意見でした。

私は、どうしても [切らない] 選択は持てなくて。その数ヶ月で進行してしまうのではないか、がんになったらどうしよう、怖い。自然療養をやりきれる自信がない。という気持ちの方がやはり強くて。[全摘] の方向で気持ちを固め始めました、Youtubeで経験された方のお話を聞いたり、入院中の過ごし方、摘出後の生活はどうなるのか、など情報収集とイメトレをしていました。

決断を伝える日、揺らいだ気持ち

決断をする当日、心に固めたことを、先生にお伝えをするだけ。

『 [全摘] をお願いします。 』

先生は、少し面を食らった様子で、その決断に至った理由を聞き、全摘出をすることのリスクを再度説明してくれました。

私の気持ちが揺らいだのは、この3点でした。(コメントと共に)

・全摘した子宮にガンが見つかったら、続けてより広範囲の2度目となる手術をしないといけない。

> えっ 取ったら終わり安心かと思ってたTT 切る範囲と回数はできるだけ減らしたい!

・まだ30代と若い、子供を産む選択もできる、取ってしまったものは戻せない。

> 産む選択はないけど、『あのとき取らなければ良かった』なんて後悔しきれないよね……

・全摘にすると性生活も今まで通りとは限らない。(膣が短くなり、子宮口も形状が変わるため)

>正直これはかなり困る!!!! 人生の愉しみなんですよ?!?! これについてもインタネットで沢山調べたけど、本当に変わっちゃうんだぁというリアルな声

というような感じで、半ば先生の丁寧な説得&納得という形で、結局、円錐切除(LEEP)にすることに納まりました。(あとあと思うと、今はこの選択にして良かったと思っています。先生、止めてくださり感謝です……)


すっかり全摘出の意気込みが、1泊2日の一部切除となり、なんだか随分と気が楽になった私なのでした。(LEEP施術も結構辛いことになるとはこの頃の私はまだ知らない)

次回、入院・手術までの準備について書こうと思います!

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