今日は手術の様子を頑張って書いていきます。
LEEPこと電気メスで、円錐切除の手術です。正直もう二度としたくない経験でしたので、時々顔をしかめながら思い出しています(笑)局所麻酔で意識もあるなかですが、何しろ自分からは見えない部分の処置ですので、やや曖昧性のある内容になっていることを、ご了承ください!
本日のオペメンツが揃ったところで、いよいよ開始の模様。。患者の緊張は最高潮です。
10分程度の処置であるようですが、とにもかくにも不安が大きくて。患部をカチャカチャされることは本当に慣れないですし、麻酔をするとはいえ、少しでも痛くないことを願うことしかできません。
まずは消毒なのかな?場を整えてもらい、局所麻酔をするのですが、この際、「ちょっとドキドキとするような感じがありますよ〜」と言われ、『どういうこと?』と身構えていました。 すると下からドンッ!と突き上げるような圧と同時に、ハンコ注射のようなもので、患部を押さえられる痛みがきました。(ハンコ注射的なものか本当に分からないので有識者の方に伺いたいですね汗) 圧と痛みに驚いたのと、麻酔が回ってきているのか、本当にドキドキしてしまって。怖かったです。内心もう帰りたい……です。最初の一撃でメンタルがライフゼロになり、呼吸を整えるのに必死です。麻酔をしてから何分経ったのか分かりませんが、その間も患部をカチャカチャされていて、もしかしたらいつくるかもしれない痛みの不安と、早く終わって欲しいの一心でした。なかばメソメソしていると、バイタルをチェックしている看護師さんが、側にきてくださり私の腕をさすってくれました。
『トナリさん、ゆっくり呼吸してくださいね〜 まだ何もしてませんからね〜』
トナリ絶望のお知らせです。こんなに不安で怖くて辛い気持ちなのに、まだ何も始まっていない?!?!?!
魂が抜けたような気持ちでいると、『では始めますので痛かったら教えてください』と言われ、さらに恐怖マシマシ……ここからかッ……
LEEPは電気メスで、患部を焼き切るような形になると聞きました。メスで切るより出血も少なく、縫合の必要がないのが利点だそう。
ただ熱い!!とっても熱いです。当方よもぎ蒸しもしたことがない身ですから、お股が熱くなることは初めての感覚で驚きました。そうして焼いていくのですが、自分の肉が焼かれて、煙が立っているんですね。なんだかもうどうなっちゃうんだろう……と打ちひしがれましたね。早く終わって早く終わって……と念じたり、パートナーとの満たされた営みを必死で思い出したり、室内にかかっている軽快なアイドルの曲の歌詞を頭のなかで歌ったり、それはもう耐えていました。
するとジリっとした痛みが走りました(もうやだ)、呼吸が跳ね上がった瞬間、看護師さんが飛んできて『痛いですね!麻酔増やします』と、迅速に対応してくださいました。 麻酔の追加も、また同じ方法なのか、初めにあった押し付けられる痛みがあり、またドキドキと鼓動が早まるのを感じます。
ここまで必死に我慢していましたが、思わぬ痛みにまたメンタルが削られてしまい。もう何も考えられない……抜け殻状態でした。。とても悲しい気持ちで、ただ時間が過ぎるのを耐えていると、熱くなっていたものと煙が止まり、処置の終わりを告げられました。
頭もとで、看護師さんが術後の生活についての説明(申し訳ないですが、一ミリも脳に入ってきませんでした)と、切除したものを見るか否か伺われ、せっかくなので見させていただき(ミミガーみたいなものだった)、ゆっくりと状態を起こして、パンツを履きに更衣室にヨボヨボと向かいました。椅子に腰掛けて待っていると、病棟の看護師さんが迎えに来てくださり、お部屋に無事帰還、満身創痍です。看護師さん、執刀医さん大変お世話になりました!!
術後一時間は絶対安静とのことで、ベッドで休みます。
心配であろうパートナーに一報を入れ、心身疲労から目を開けていられず、泥のように昼寝をするのでした。。
以上、手術の記録でした! もう絶対に手術したくないです!TTTTT
次回はお昼寝から目覚めた、入院後半の記録をしたいと思います。